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12歳の七緒(♀)と七緒の子供、10歳のシロ(♂)とバニラ(♀)とココア(♀)と暮らしています。

日々の写真を残していこうと始めたブログです。
最初はいくつかのブログを経て、、2010年5月からBLOGGERでスタートしました。

どうぞよろしくお願いいたします。





2008年8月15日金曜日

病院から帰宅へ



担当でついてくれた先生はまずはっきりと
「あまり時間に余裕があるわけではなく、帝王切開になる可能性が高いので
まず、血液検査をしていいですか。その血をとったあと、話をしましょう。結果が出るまでの時間に」
・・・・「はい」・・・・・(てきぱきてきぱき)

「お聞きしたことと、このこの状態からいくと3つ手段があります。
①自然分娩を待つ②陣痛促進剤を使う③帝王切開 
①については、11時ごろからスタートした陣痛で今3時。
時間と胎児の位置から考えて、このこの場合は、期待しづらいですね
②陣痛促進剤についても、このこの場合は実はかなり強い陣痛がずっと続いている
(そうです、おなかはかちんかちんでした)のでその上に陣痛を促進するとこのこはかなり苦しいと思います
③帝王切開については、このこと胎児を救うための手段なので、
血液検査とレントゲンとエコーでみて、まず子供が死んでいたらする必要ありません。
あとはこのこが手術に耐えられる状態に今あるのかということです。
もし弱っていて、手術に耐えられない状態であればその手段をとることはできません、これは検査次第です。」

冷静に聞いて、話はよくわかりました。確かにこの先生の言うとおりです。
「では、検査の結果で可能であれば、帝王切開をお願いします」
で、準備しながら結果を待ちました。20分ほどだったでしょうか。
「では説明しますね。今まず、胎児の心拍数が198、196、150となっています。
胎児は普通200程度です。一子は弱ってきていますね。
それから母体の検査結果については、状態は良好です。陣痛が長い割には弱っていません。
でも言い換えると、このこはこの状態でも産めない状態なんですよね。では、手術に入ります。
7時ごろには帰れると思います」

ということで、そこからは待ちでした。待ち、待ち、待ち。
娘に寝ていいよ、というと、待合室で、横になりました。ぐーぐーぐー。
長かったです。

待っている間、これまたチワワの帝王切開で、5頭の出産。
うさぎ、ねこ、またチワワ、それから、ヨーキーかな。
いろんな飼い主さんと動物が帰っていきます。
待合室には、娘と私だけになってしまいました。

6時すぎ、「終わりましたし、麻酔もさめましたよ。どうぞ。」
七緒がいました。ちょっと痛々しい感じの顔に見えました。

「赤ちゃん連れてきますね」
そこには、小さな箱に入れられた、3頭がもそもそもそと動いていました。
「3頭、無事だったんですね」と私が言うと、
「そうですね。一頭弱かったのは、どのこだったかな。でも、3頭とも元気ですよ。
大きいですしね。しっかりしています。」
という訳で、七緒の手術は終わりました。
朝、7時、初乳(はじめてのおっぱいです。これを飲ませると免疫にいいそうで・・・)を与えてから、帰るということで、
「キャン」という七緒を押さえて、3頭に吸わせました。初乳もばっちりで、「もう帰っていいですよ」と。

嬉しくて、ほっとしました。そして、ねむかったです。帰路、ゆっくり飛ばさずに帰りました。
大事な命ですから・・・。

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