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12歳の七緒(♀)と七緒の子供、10歳のシロ(♂)とバニラ(♀)とココア(♀)と暮らしています。

日々の写真を残していこうと始めたブログです。
最初はいくつかのブログを経て、、2010年5月からBLOGGERでスタートしました。

どうぞよろしくお願いいたします。





2008年8月16日土曜日

ナイショのはなし



内緒話をしているようなココアとシロですが、
実は、シロがココアの耳をおっぱいとして、ちゅうちゅうと、噛んでいるのです。

2008年8月15日金曜日

病院から帰宅へ



担当でついてくれた先生はまずはっきりと
「あまり時間に余裕があるわけではなく、帝王切開になる可能性が高いので
まず、血液検査をしていいですか。その血をとったあと、話をしましょう。結果が出るまでの時間に」
・・・・「はい」・・・・・(てきぱきてきぱき)

「お聞きしたことと、このこの状態からいくと3つ手段があります。
①自然分娩を待つ②陣痛促進剤を使う③帝王切開 
①については、11時ごろからスタートした陣痛で今3時。
時間と胎児の位置から考えて、このこの場合は、期待しづらいですね
②陣痛促進剤についても、このこの場合は実はかなり強い陣痛がずっと続いている
(そうです、おなかはかちんかちんでした)のでその上に陣痛を促進するとこのこはかなり苦しいと思います
③帝王切開については、このこと胎児を救うための手段なので、
血液検査とレントゲンとエコーでみて、まず子供が死んでいたらする必要ありません。
あとはこのこが手術に耐えられる状態に今あるのかということです。
もし弱っていて、手術に耐えられない状態であればその手段をとることはできません、これは検査次第です。」

冷静に聞いて、話はよくわかりました。確かにこの先生の言うとおりです。
「では、検査の結果で可能であれば、帝王切開をお願いします」
で、準備しながら結果を待ちました。20分ほどだったでしょうか。
「では説明しますね。今まず、胎児の心拍数が198、196、150となっています。
胎児は普通200程度です。一子は弱ってきていますね。
それから母体の検査結果については、状態は良好です。陣痛が長い割には弱っていません。
でも言い換えると、このこはこの状態でも産めない状態なんですよね。では、手術に入ります。
7時ごろには帰れると思います」

ということで、そこからは待ちでした。待ち、待ち、待ち。
娘に寝ていいよ、というと、待合室で、横になりました。ぐーぐーぐー。
長かったです。

待っている間、これまたチワワの帝王切開で、5頭の出産。
うさぎ、ねこ、またチワワ、それから、ヨーキーかな。
いろんな飼い主さんと動物が帰っていきます。
待合室には、娘と私だけになってしまいました。

6時すぎ、「終わりましたし、麻酔もさめましたよ。どうぞ。」
七緒がいました。ちょっと痛々しい感じの顔に見えました。

「赤ちゃん連れてきますね」
そこには、小さな箱に入れられた、3頭がもそもそもそと動いていました。
「3頭、無事だったんですね」と私が言うと、
「そうですね。一頭弱かったのは、どのこだったかな。でも、3頭とも元気ですよ。
大きいですしね。しっかりしています。」
という訳で、七緒の手術は終わりました。
朝、7時、初乳(はじめてのおっぱいです。これを飲ませると免疫にいいそうで・・・)を与えてから、帰るということで、
「キャン」という七緒を押さえて、3頭に吸わせました。初乳もばっちりで、「もう帰っていいですよ」と。

嬉しくて、ほっとしました。そして、ねむかったです。帰路、ゆっくり飛ばさずに帰りました。
大事な命ですから・・・。

2008年8月14日木曜日

出産直前



出産前の七緒の写真・・・おなかがぱんぱんです。

さて、七緒の出産ですが・・・・

2007年4月22日 帝王切開にて3頭 4:30に誕生しました。

一週間の出張から帰る日、仕事を早めに切り上げさせてもらって
家に着くと、母と娘が「七緒がおかしいかも」と。
・巣作りのようなことをしている ・食欲がない  ・呼吸がはやいかも?  などなどなど。
この日は57日目です。通常犬の出産は63日前後、58日~65日程度と言われています。

いつもかかっている獣医さんは夜の営業のところなので、夜、レントゲンをとりました。
3頭いること、サイズ的には自然分娩でいけること、を確認して、家に帰りました。
母も自宅にもどり、主人は外出中。娘と二人です。

10:00PM
娘は「おばーちゃんは、ああいうけど、まだだと思うよ、はやいもん」とつぶやいていましたが、
「なにかあるかも知れないから、お風呂にはいっておいて」と娘をせかしました。

11:00PM
娘に続いてわたしもお風呂に入ろうとすると七緒がぴょんとわたしの足の上に・・・
触ってみるとなにかぬるぬるしたものが・・・
「これなに?」と娘に聞くと「ああああ、おかーさん、出てるううううう」と。
でも、それは子供ではなく、水袋でした。(あとできくと、胎児のおしっこがたまるものらしいです)

そこからなんと2:00AMまで、水の入った袋の2つめが出てきたまま止まっています。
途中、眠いとつぶやく私に「おかーさん、ミルクティー」「おかーさん、ほらガーゼ」などなどなど、献身的な娘の行動。
でもこの段階で、「おかーさん、ちょっとだけ寝ていい?」12歳です。
限界だと思いました。「寝ていいよー、ありがとう。」
しかしその後、七緒の股から、緑色のどろっとした液体が・・・。これはよくないと本に書いてあります。

どうしよう・・・獣医さんに5軒電話してみました。当たり前です、誰も出ません。
でも、近畿には、大阪の箕面に動物救急救命センターという8:00PMから3:00AMまでの動物病院があります。
そこに電話して、状態を説明しました。「危ないです、すぐつれてきてください」
15分しか寝ていない娘をたたきおこしました。「病院にいくんだけど起きれる?」
そこから、ふらふらの私ですが、必死で運転です。高速と地道でカーナビで40分。でも25分でつきました。
到着したのが、2時20分。
「○○です」  「ああ、すぐ預かります」   そこから診察がはじまりました。

2008年8月13日水曜日

妊娠50日目

これは七緒の出産をふりかえる記録です

4月になって、留守がちの私、在宅時は最大限気をつかってました。
なんとか、50日目まで、無事来ました。交配の日から、長かったような、短かったような・・・・
犬の妊娠は64日くらいらしく、あと2週間というタイミング、
体重は2.4キロから、3キロになっていました。
翌週の土曜日か、日曜日くらいにレントゲンをとろうと思っていました。

トリミングできればよかったのですが、あいにく、予約がとれず、
私が悪戦苦闘して、お尻まわりのカットとシャンプーを済ませました。
ちくびは6つあるのですが、2つはまだ毛にかくれていて、出産までに、出しておかなくては!とあせっていました。
そうそう、ちくびも、大きくなります。この写真にもひとつ、かわいく写ってますね。

2008年8月12日火曜日

春眠の理由

これは七緒の出産をふりかえる記録です


このころ、仕事で、ずっと出かけっぱなしの私のもとには
「体調がおかしいんじゃないか」
「なんか悪いんじゃないか」
「食欲がない」
「食欲がありすぎる」
などなどなど。
家族から、毎日、七緒が危ないんじゃないか、というメールが届いていました。気が気ではなかったです。

3月の末、木曜日の夜に帰宅して、夜間診療の動物病院に連れていきました。
「2月に交配したのですが・・・ちょっと普段と様子が違っていて、妊娠でなければ、病気かも知れません」と
先生に説明すると、じょりじょりじょり、とおなかの毛をバリカンで処理。エコーで診察。

その後、助手の女の子「うわー、かわいい、いるー」
先生「・・・・・・(それは俺が言うせりふでは??という表情)」
ということで、おめでたでした。

おなかはしっかりとふくらみつつあり、ぽってりしていました。七緒は、あおむけでどーんと寝ることが多かったです。

2008年8月11日月曜日

春眠

これは七緒の出産をふりかえる記事です。

2006年に縁があって交配した時に、ベビーは授かりませんでした。
2007年、「もう一度、会ってみましょうか」ということになり、
2月の末にもう一度、トムくんという男の子に七緒は会いに行きました。

その翌月、3月、七緒は寝てばかりでした。
ほんとに気持ちよさそうに寝てました。
2月の末の交配だったので、妊娠?と期待していた私でした。

2008年8月10日日曜日

みんなの説得



私は誕生日が4月29日。毎年、ゴールデンウィークのスタートになることが多いです。
七緒を迎えにいったのは、その前でした。
パパが仕事から帰って来たときに、「今年の誕生日、プレゼントいらないからお願いをひとつ聞いて」と頼みました。
パパはなかなかうんといいませんでしたが、こちらの粘りに負け、「うん」と。
「犬を飼いたい」「留守多いのに、無理」「娘ががんばるよ」「きっと無理だよ」と、やりとりは続きました。
「でも、もう連れてきちゃった」と言うと、絶句したパパ。
「どこにいるの?」と七緒を見ると、「かわいいなあああ」と抱っこ。OKでした。

おばあちゃんは一緒に住んでいないのですが、私の仕事のときは来てくれていました。
おばあちゃんは、犬がすごく苦手で、野良猫や野良犬が自分の家の庭に入って苦労していて、
一言で言うと、動物が嫌い。私にとっては高いハードルでした。

ゴールデンウィークに一度遊びに来てもらうと、七緒がしっぽをふって、近づいていきました。
その七緒を抱っこして、「かわいいねえ、でも、飼い方わからない、心配・・・」と。
でも、おばあちゃんはしばらく嬉しそうに七緒を抱っこしてくれて、OKがでました。
それから、おばあちゃんはいつもうちに来るときには「ななおちゃ~ん♪♪」と入ってくるようになりました。

みんな、会ったときから七緒を大好きになりました。

2008年8月9日土曜日

家に到着



この頃のことを娘に聞くと、「ほんとにチワワが来るとは思ってなかった」と言います。
結局、無理だ・・ということになって、なかったことになるんだろうと。
ただ、現実にチワワを迎えにいくという日、学校から帰ってきて、今日お迎えだね、と車でケンネルに向かいました。
ケンネルのご主人に「いっぱい抱っこしてかわいがってあげてね」と抱き方を教わると実感がわいたんだとか。
小さなダンボールに七緒を入れて、ケンネルで食べていたドッグフードをもらって
車で帰るとき、娘はずっとダンボールをしっかりかかえ、覗き込んでいました。
「車に酔うかな、大丈夫かな」なんてつぶやいて・・・

家に帰ってからは、私も犬を飼ったことがなかったので、
どきどきしながら、ケージに入れて、おしっこってするのかな、
この状態でいいのかな、とご飯の支度も忘れて、ずっと見ていました。

2008年8月8日金曜日

ケンネルでの出会い

私は出張の多い仕事をしていて、5年前まで犬を飼うことを考えたことはなかったです。
ただ、ある日、仕事でお世話になっている先輩から「うちにチワワが生まれるんだよ」という話をきいて
「行き先が決まらなかったら、声をかけてください」と、つい、つぶやいていました。

その話を当時小学校4年生の娘に聞かせてしまい、娘は
「いつくるの?いつくるの?」と日ごと私に聞くように・・・。
ところが、先輩のチワワはあっという間に行き先が決まり、そのことに娘は納得できませんでした・・・・

娘に「おかあさんは仕事が忙しいから、犬を飼うっていうと、パパもおばあちゃんも反対すると思う。
でも飼いたいんだったら、おかあさんが仕事でいない時にちゃんと世話をするって約束することと、
今からわんこを探すから、そのわんこが家に来るまでパパとおばあちゃんに内緒にできる?」
と話しました。娘からは「うん、絶対」という返事。

その日からいろんなお店をまわってみるものの、なかなか・・・。
ある日、神戸の西のはしっこにあるケンネルで自家繁殖のチワワに出会いました。
そのおんなの仔は、兄弟のおとこの仔と一緒にいました。
一度家に帰って、娘と話しをして、おんなの仔を予約しました。
3月でした・・・1ヵ月後のゴールデンウィーク前に迎えにいく約束をして、その間に
通販でケージなどを買いながら、二人だけの秘密を抱え、過ごしていました。

待ち遠しかったな・・・・